8月7日の話す日とは?語呂合わせの由来とコミュニケーションの大切さ

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8月7日の「話す日」は、株式会社まる出版の「聞こう話そう委員会」が制定した記念日です。「は(8)な(7)す」という語呂合わせに由来し、家族や友人など身近な人とのコミュニケーションを見直すきっかけとして、2020年に日本記念日協会へ登録されました。

話す日に決められた過ごし方はありません。長い会話を用意しなくても、しばらく連絡していない人へ短いメッセージを送る、家族へ昔のことを尋ねる、相手の話をゆっくり聞くといった方法があります。

目次

話す日は「は(8)な(7)す」の語呂合わせ

話す日は、株式会社まる出版の「聞こう話そう委員会」が制定した8月7日の記念日です。

日付は、8を「は」、7を「な」と読んだ「は(8)な(7)す」という語呂合わせから選ばれました。家族や友人など、身近な人と言葉を交わすきっかけを作る日として登録されています。

記念日が登録されたのは2020年です。同年には、登録を記念したインタビュー動画なども公開されました。

一冊のエッセイ集が登録のきっかけになった

話す日の背景には、まる出版が2020年に刊行した『大切なあの人に 聞けばよかった 話せばよかった』があります。

この本には、身近な人との別れを経験した人たちが、生前に聞いておきたかったことや、伝えておきたかった思いを寄せています。出版社の案内によると、40代から50代を中心とした113人の体験が収められました。

家族や長く付き合っている友人には、これからも話す機会があると思いやすいものです。しかし、聞きたかったことや伝えたかった気持ちを後回しにしたまま、時間が過ぎてしまう場合もあります。こうした体験を集めた書籍が、話す日を登録するきっかけになりました。

書名には「話せばよかった」だけでなく、「聞けばよかった」という言葉もあります。また、制定した団体の名称も「聞こう話そう委員会」です。自分の思いを伝えることに加え、相手の話へ耳を傾けることも意識されているとうかがえます。

「話す」は長い会話だけを指すものではない

「もっと話そう」と聞くと、時間を作って向き合い、普段は口にできない話までしなければならないように感じるかもしれません。

会話の長さや内容に決まりはありません。短いあいさつや一言の連絡も、相手を気にかけていることを伝える方法になります。

しばらく会っていない友人へ近況を尋ねたり、家族へ今日あった出来事を話したりしてもよいでしょう。以前教えてもらったことへの感謝も、言葉を交わすきっかけになります。

深い話をしようと身構えるより、普段の生活にある小さな話題から始めたほうが、やり取りしやすい場合もあります。

話す方法は対面だけではない

離れた場所にいる相手とは、電話やビデオ通話を利用できます。すぐに声で話すのが難しい場合は、メッセージや手紙から始める方法もあります。

「久しぶり」「元気にしている?」という短い文章が、途切れていた会話を再開するきっかけになることもあります。

対面、電話、メッセージのなかから、自分と相手が使いやすい方法を選べます。返信を急がせない書き方にすれば、相手も都合のよいときに返事ができます。

生活時間が違う相手や、長く会っていない相手には、まず文章で連絡し、都合のよい時間を聞いてから話す方法もあります。

話したくない日は別の過ごし方も選べる

記念日だからといって、誰かと必ず会話をしなければならないわけではありません。人と話す気分になれない日や、静かに過ごしたい日もあります。

久しぶりの相手へ突然連絡することに迷う場合は、メッセージの下書きを作るだけでも構いません。昔の写真を見返したり、次に会ったとき尋ねたいことを書き留めたりする過ごし方もあります。

今すぐ連絡しなくても、誰とどのような話をしたいのかを考えることで、次に会ったときの話題を見つけやすくなります。

話す日は、会話の回数を増やすことだけを求める日ではありません。自分と周囲の人とのやり取りへ、改めて目を向ける機会にもできます。

身近な相手ほど会話が後回しになることがある

家族や長く付き合っている友人とは、「いつでも話せる」と思いやすいものです。そのため、聞きたいことや伝えたい気持ちがあっても、次の機会へ延ばしてしまう場合があります。

毎日顔を合わせていても、会話が予定や用事の確認だけになることがあります。関係が近いからこそ、改まって質問したり、感謝を言葉にしたりするのが照れくさく感じられるかもしれません。

話す日は、いつものやり取りへ、普段とは少し違う話題を加えるきっかけになります。

答えやすい話題から始められる

何か重要なことを尋ねようと身構えると、最初の言葉が出にくくなる場合があります。まずは、相手が答えやすい身近な質問から始められます。

最近食べておいしかったもの、子どものころに好きだった遊び、以前住んでいた町の思い出など、正解のない話題は会話の入口になります。

「最近どう?」では範囲が広すぎる場合は、「最近よく見ている番組はある?」「この前話していた予定はどうなった?」のように内容を少し絞ると答えやすくなります。

家族の昔の話を知っているつもりでも、改めて尋ねると初めて聞く出来事が出てくることがあります。友人が最近興味を持っていることなど、普段の会話では触れにくい一面を知る機会にもなります。

会話には相手の話を聞く時間も含まれる

会話は、自分が言葉を発するだけでは続きません。話す側と聞く側が入れ替わりながら、やり取りが進んでいきます。

相手が話している間に次の話題を考え続けると、言葉の細かな部分を聞き逃すことがあります。すぐに助言や結論を出さず、相手が話し終えるまで聞くと、話の意図や背景をつかみやすくなる場合があります。

ただし、すべてを詳しく聞き出す必要はありません。相手が話したい範囲を見ながら、質問の数や話題の深さを変えることも必要です。

質問を続けすぎない

会話を続けようとして質問を次々に重ねると、相手が答えることを負担に感じる場合があります。

一つ質問した後は、返ってきた内容へ感想を伝えたり、自分の経験を少し話したりすると、質問だけが一方的に続きにくくなります。相手の答えに触れながら話題を広げることで、やり取りにも余白が生まれます。

話す量を均等にする必要はありません。多く話したい人がいる一方、言葉を選びながらゆっくり話す人もいます。沈黙が生まれても、急いで別の話題を出す必要はありません。

相手の返事が短くなったり、話題を変えようとしたりした場合は、その話を続けず、別の内容へ移る選択もできます。

以前の会話を次の話題へつなげる

以前の会話で相手が話していた内容を覚えていれば、次に会ったときの話題になります。

「前に話していたことはどうなった?」「おすすめしてくれたものを試してみたよ」と伝えれば、相手が以前話した内容を覚えていたことも伝わります。

その場で長く話せなかった内容も、後から続きを尋ねれば、もう一度話題にできます。前の話を覚えておくと、次のやり取りへつなげやすくなります。

8月7日に試せる身近な行動

話す日の過ごし方に決められた形式はありません。長い時間を確保しなくても短い連絡や簡単な質問など、自分と相手の関係に合うものから始めることもできます。

1. 久しぶりの相手へ短い連絡を送る

長く連絡していない相手へ、いきなり長文を送る必要はありません。「久しぶりに思い出して連絡しました」と一言添えるだけでも、連絡した理由が伝わります。

相手が忙しい可能性もあるため、「時間があるときに返事をもらえたらうれしいです」など、返信を急がせない書き方にすると送りやすくなります。

久しぶりの連絡だからこそ、最初から深い話題へ入らず、近況を尋ねる程度から始める方法もあります。

2. 家族へ昔のことを一つ尋ねる

子どものころに好きだったもの、初めて働いたときのこと、昔住んでいた場所などを尋ねてみます。

記憶が曖昧でも問題はありません。「よく覚えていない」という答えから、別の出来事へ話題が広がることもあります。

写真や昔使っていた物を一緒に見ると、思い出しやすくなる場合もあります。質問だけを続けず、自分が覚えている出来事も話すと、やり取りしやすくなります。

3. 普段の感謝を具体的に伝える

「いつもありがとう」という言葉だけでも気持ちは伝わります。そこへ「この前手伝ってくれて助かった」のように出来事を添えると、何に感謝しているのかが分かりやすくなります。

改まった表現を使わず、日常のなかで助かったことや、うれしかったことをそのまま伝える方法があります。

直接言うのが照れくさい場合は、短いメッセージやメモにしてもよいでしょう。

4. 相手が話す時間を作る

自分から話題を出すだけでなく、相手が話せる時間を作るのも過ごし方の一つです。

「最近どう?」では答えにくそうな場合は、「最近忙しかった?」「この前話していた予定はどうなった?」のように範囲を絞れます。

相手が話したくなさそうなときは、無理に聞き出しません。話題を変えたり、別の機会にしたりする余裕も、やり取りを続けるうえで役立ちます。

Q&A

話す日は誰が制定した記念日ですか?

株式会社まる出版の「聞こう話そう委員会」が制定しました。2020年に日本記念日協会へ登録され、身近な人とのコミュニケーションを考える8月7日の記念日として紹介されています。

なぜ8月7日が話す日なのですか?

8を「は」、7を「な」と読み、「は(8)な(7)す」とする語呂合わせが由来です。家族や友人など、身近な人と言葉を交わすきっかけを作る日として登録されました。

電話や対面で話さなければいけませんか?

話す方法に決まりはありません。電話や対面で話すのが難しい場合は、メッセージや手紙から始められます。相手との関係や生活時間に合った方法を選べます。

何を話せばよいか思いつかないときはどうしますか?

最近あった出来事や昔の思い出など、正解のない質問から始めると話題を作りやすくなります。「最近どう?」では広すぎる場合は、食べ物、趣味、以前話していた予定などに範囲を絞る方法があります。

まとめ

8月7日の話す日は、「は(8)な(7)す」という語呂合わせから生まれた記念日です。株式会社まる出版の「聞こう話そう委員会」が制定し、2020年に日本記念日協会へ登録されました。

記念日の背景には、身近な人へ聞いておきたかったことや、伝えたかった思いを集めたエッセイ集があります。これからも話せると思っている相手との会話へ、改めて目を向けるきっかけとして生まれました。

話すことは、長い会話や深刻な相談だけを指すものではありません。短い連絡を送る、昔のことを尋ねる、感謝を伝える、相手の話を聞くといった方法もあります。

すぐに誰かへ連絡する気分になれない場合は、次に会ったときに尋ねたいことを考えるだけでも構いません。8月7日は、自分に合った方法で身近な人とのやり取りを見直す日です。

参考情報

  • 一般社団法人 日本記念日協会「8月7日は『話す日』」
  • まる出版『大切なあの人に 聞けばよかった 話せばよかった』公式案内
  • まる出版「ねづっちさんご出演!8月7日『話す日』のスペシャル動画です」

この記事を書いた人

気になったテーマを中心に、公開情報や資料を読みながら記事をまとめています。背景や違いが見えにくい話題も、公式サイトや公開資料を確認しつつ、できるだけわかりやすく整理してお届けしています。

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