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キーボードの打鍵音を和らげる原因別対策

キーボードの打鍵音は、主に「底打ち音」「スイッチ音」「机への振動」が原因です。

音が気になるときは、まずどのタイプの音なのかを見分けることが大切です。
原因が分かれば、対策は絞り込めます。

この記事では、音の種類を確認するところから、具体的な静音方法まで順を追って解説します。


目次

まずは打鍵音の種類を確認する

打鍵音は大きく分けて次の3種類です。

・キーが底に当たる「底打ち音」
・スイッチ内部の作動音
・机や天板に伝わる振動音

スイッチ音かどうかを確認する

キーをゆっくり押してみて、途中で「カチッ」と明確な音が出る場合はスイッチ音の可能性があります。

メカニカルキーボードの青軸などは、このクリック音が特徴です。


底打ち音かどうかを確認する

キーを静かに押し、最後まで押し込んだときだけ音が出るなら底打ち音です。

強く叩いたときだけ音が大きくなるなら、このタイプの可能性が高いでしょう。


振動音の確認方法

キーボードを持ち上げ、机から離した状態で軽く打ってみます。

机に置いたときより音が小さくなるなら、振動が増幅されています。

特に空洞構造のデスクや金属フレームは共鳴しやすい傾向があります。


底打ち音が原因の場合

もっとも多いパターンです。

キーが底に当たる衝撃が音の原因になっています。

強く打鍵しないことを意識する

キーは一番下まで押さなくても入力されます。

叩きつけるように打つのではなく、力を少し抜くだけでも音は変わります。

フォームを大きく変える必要はありません。
まずは力加減を見直すことから始めてみましょう。


マットやタオルで振動を吸収する

デスクマットがあれば理想ですが、厚めのタオルでも代用できます。

振動が天板に伝わりにくくなるだけで、響きはかなり軽減します。


パンタグラフ式キーボードという選択肢

底打ち音は「キーの可動距離」が長いほど発生しやすい傾向があります。

ストロークが短いパンタグラフ式キーボードでは、底打ちの衝撃が比較的抑えられる場合があります。

構造の違いについては、後述する「キーボードの内部構造」の章で詳しく紹介します。


Oリングで衝撃を和らげる

メカニカルキーボードの場合、キーキャップ内部にOリングを装着できます。

ゴムがクッションとなり、底打ち時の衝撃を吸収します。


スイッチ音が原因の場合

メカニカルキーボードでは、スイッチの種類によって音が異なります。

・青軸:クリック音がはっきりして大きめ
・茶軸:軽い段差感があり、音は中程度
・赤軸:クリック音がなく比較的静か
・静音モデル:内部に吸音構造を持つタイプ

メカニカル式だから必ずうるさいというわけではありません。
選ぶスイッチによって印象は大きく変わります。

スイッチ音そのものが気になる場合は、静音モデルへの変更が根本的な解決になります。


振動や反射が原因の場合

音は空気中だけでなく、机や壁を通して広がります。

・空洞構造のデスク
・薄い天板
・壁に近い設置環境

こうした条件では、反射音が強調されることがあります。

キーボードの下にフェルトやクッション材を敷くと、共振を抑えられます。

さらに、壁から少し距離をとるだけでも反射音は軽減します。


キーボードの構造を理解する

キーボードの内部構造は大きく3種類に分かれます。

パンタグラフ式

ノートパソコンに多い薄型構造。
ストロークが浅く、比較的静かです。


メンブレン式

ゴムドーム構造。
一般的なキーボードに多く、音は控えめな傾向があります。


メカニカル式

キーごとに独立したスイッチを持つ構造。
打鍵感が明確で、種類によって音の差が大きくなります。

近年は内部に吸音フォームを入れたモデルも増えており、静音性は向上しています。


オンライン会議での対策

マイクは打鍵音を拾いやすい機器です。

・ノイズキャンセリング機能を使う
・マイクを口元に近づける
・キーボードをマイクから離す

それでも気になる場合は、音を拾う方向を限定できる「指向性マイク」という選択肢もあります。

一定方向の音を中心に拾う仕組みのため、キーボードからの雑音を抑えやすくなります。

必須ではありませんが、在宅ワーク環境を整えたい人には有効な方法です。


まとめ

キーボードの打鍵音を抑えるには、まず原因を切り分けることが重要です。

底打ち音なのか、スイッチ音なのか、それとも振動なのか。
原因が分かれば、対策は明確になります。

力を抜く、マットを敷く、スイッチを選ぶ。
小さな工夫の積み重ねで、静かな環境はつくれます。

この記事を書いた人

気になったテーマを中心に、公開情報や資料を読みながら記事をまとめています。背景や違いが見えにくい話題も、公式サイトや公開資料を確認しつつ、できるだけわかりやすく整理してお届けしています。

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