STR、AGI、DEXといったゲーム用語。日本ではアルファベットをそのまま読むことが多い一方、海外配信やボイスチャットでは違う発音で呼ばれている場面を耳にすることがあります。
「今なんて言った?」と感じた経験がある人もいるのではないでしょうか。実はゲーム用語の読み方には、日本と海外で文化的な違いがあります。
なお、この記事では各用語の詳しい意味や使い方ではなく、日本と海外で「どう読まれているか」「どのように発音されているか」の目安に焦点を当てています。
また、ゲーム内で使われる用語のうち、特に使用頻度が高く、多くのプレイヤーが目にする代表的なものをいくつか取り上げています。
なぜゲーム用語の発音は違うのか
結論から言うと、ゲーム用語の多くは英単語の略語であり、日本と海外では言葉が使われてきた環境が異なるため、発音にも違いが生まれています。
日本では攻略サイトやステータス画面など、文字情報を通じて用語を覚える文化が強く、アルファベットを一文字ずつ読む形が定着しました。一方、海外ではボイスチャットを使った会話が主流で、意味がすぐ伝わる発音が好まれる傾向があります。
RPGで使われるステータス用語の読み方
RPGでは「status(ステータス)」という概念が中心にあり、能力値を表す略語が多く使われます。
日本と海外で読み方に差が出やすいジャンルです。
| 表記 | 日本でよくある読み | 海外でよくある読み |
|---|---|---|
| STR | エス・ティー・アール/ストレングス | ストレングス |
| AGI | エージーアイ/アジリティ | アジリティ/アジー |
| DEX | デックス/ディー・イー・エックス | デックス/デクステリティ |
| INT | アイエヌティー/インテ/イント | インテリジェンス/イント |
| VIT | ヴィット | ヴァイタリティ/ヴィット |
| LUK | ラック | ラック |
- 読み・発音は地域・タイトルによって多少異なる場合があります。
海外では、略語ではなく元の英単語として発音されることが多いのが特徴です。
FPSでよく使われる英語略語
FPSでは、戦闘中の素早いやり取りが求められるため、短く分かりやすい略語が定着しています。
日本と海外で読み方がほぼ共通している用語も多く見られます。
| 用語 | 何を指す言葉か | 発音の目安 |
|---|---|---|
| ADS | 照準を覗き込む操作 | エー・ディー・エス |
| TTK | 敵を倒すまでの時間 | ティー・ティー・ケー |
| IGL | 試合中の指揮役 | アイ・ジー・エル |
| rotate | 有利な位置へ移動 | ローテ/ローテイト |
| DPS | 時間あたりの火力 | ディー・ピー・エス |
| frag | 敵を倒すこと | フラグ |
- 読み・発音は地域・タイトルによって多少異なる場合があります。
MOBAで定着している専門用語
MOBAは海外発祥タイトルが多く、英語由来の用語がそのまま使われるケースが多いジャンルです。
ただし、日本独自の呼び方が定着している用語もあります。
| 用語 | 何を指す言葉か | 発音の目安 |
|---|---|---|
| gank | 複数人での奇襲 | ガンク |
| ward | 視界を確保する設置物 | ワード |
| lane | 拠点へ続く通路 | レーン |
| ult | 必殺技(ultimate) | ウルト(日本)/アルト(海外) |
| roam | 他レーンへの支援移動 | ローム |
| jungle / jungler | 森エリア/担当役 | ジャングル/ジャングラー |
- 読み・発音は地域・タイトルによって多少異なる場合があります。
日本と海外で発音が分かれる理由
日本と海外で発音が違う理由は、英語力の差ではありません。
どの場面で言葉が使われてきたかの違いです。
- 日本:文字情報・攻略サイト中心
- 海外:音声チャット・会話中心
この文化の違いが、同じゲーム用語でも異なる読み方を生み出しています。
まとめ
ゲーム用語の発音は、日本と海外で意外な違いがあります。RPGでは英単語として発音されるステータス名が多く、FPSでは略語読み、MOBAでは英語発音が定着しているなど、ジャンルごとに特徴が見られます。こうした違いは、ゲーム文化やコミュニケーション方法の差から生まれたものです。発音の違いを知ることで、海外配信やゲームチャットの理解がよりスムーズになるでしょう。
